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ここでは、私が事務所を開業するまでのことを、赤裸々に書いています。
自分の弱さ、情けなさを公開することになりますが、事務所をやるにあたっての根底にあるものをここを読んでくれている皆さんに知ってもらいたいと思っています。
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私、辺見は2003年の5月に、自己資金150万でこの事務所を開業しました。そういわゆる起業したわけです。
開業するにあたって、「これからどういう気持ちでこの仕事をするのか?」という一番基本になることをしっかりと考えました。
そして「今の自分がここにいることに感謝し、自分が皆に助けられたことを忘れず、その恩をこの仕事を通じてより多くの人に返していこう」
という気持ちを再認識したのです。 |
■順調なサラリーマン生活
私は高校を卒業して、すぐに地元の工場に就職しました。
最初は工場の生産ラインの先頭で装置の組立作業に従事していました。そんな生活が数年続き、その後パソコンとワークステーションを使用して電気部品自動搭載機械の数値データの作成をメインにした、各種作業効率化の立案・試作・実行をおこなう仕事をすることになります。
この仕事にとてもやりがいを感じていた私は、ここで様々な施策を立案・実施して、社内改善施策金額効果成績年間1位(三年連続)、品質向上施策の優秀賞(三期連続)・優良賞(三期連続)を受賞しました。
また、数値データ新作成システムの構築プロジェクトの責任者として参加し、インターフェイス部分を中心にしたシステム構築を行ってきました。
この業務を天職と感じ、やる気満々で14年間過ごしてきました。
ただひとつ、ある問題を除いては・・・・・
■どうしても許せなかった・・
それは、私が作成した数値データを使用していた現場部門の上司との折り合いが非常に悪かった・・・ということでした。
いわゆる人間関係です。
私はこの上司の【部下・目下・役職の下な者】に対する態度、話し方すべてがどうしても「人」として許せませんでした。
それまでの人生で、これほど「人」を嫌いになるということはありませんでした。
そのせいか、ことある事にこの上司とは衝突を繰り返しており、相性の悪さは直属の上司にも逐次報告していました。
■最悪の結果
早くこの仕事を誰でも出来る仕組みに構築しなおして、自分はより困難な業務にステップアップしようという気持ちで日々業務を遂行していました。
そんなある日、人事異動があり、よりによってその「最悪の上司」の元に業務ごと異動することになったのです。
この時のショックは今でもイヤ〜な気分になるほど、強烈でした。
身を切られるような、もう平常心でいられないくらいに落ち込みました。
ちゃんと求められた結果以上の成果を上げてきた自負もありましたし、 自己申告で逐次相性の悪さを報告していたのに、どうしてこんな仕打ちをされるのか、毎日悩みました。
異動後も当然、折り合いが悪かったですが、もうすっかりやる気をそがれてしまいました。
食欲もなくなり、睡眠もろくにとれなくなりました。
毎日会社に行くのがとても辛かったです。
そんな毎日でも、上司は当然に業務の成果を要求してきます。
相変わらずの、強く見下した口調でいろいろ言われました。
私は会社をしばらく休みました。
■自分との戦い
復帰後も肉体も精神もなかなか戻らない毎日でした。
毎日会社を辞めることだけを考えていたように思います。
そんな日々でしたが、沢山の友人が私の話を聞いてくれて、時には黙って、時には励ましてくれたのです。
いろいろな人の支えと助言が私に勇気をくれました。
私は「自分から今の環境を変えよう!」と決心し、自分が出来うる全ての行動を起こし、なんとか異動することができたのです。
■リハビリと新しい道
新しい異動先で精神と肉体のリハビリをしながらの業務を行なっていましたが、それと同時に「たった1人の人間が影響してこのように変わってしまう自分は、サラリーマンとしては失格なんだろうなぁ・・・」と考えるようになりました。
また、一度精神的に弱いところを見せてしまった者は、二度と前の仕事には戻れないということも・・・・・
そんな時、会社から全社員に「早期希望退職制度」の提案があり、別な道を探していた私はそれに応募することにしたのです。
正直、不安も大きかったです。それまで工場の中でコツコツやっていた一技術者が何が出来るのかと・・・
それでも私の中では「今の自分があるのは、人の助けがあったから。今度は自分が助ける立場になりたい」という想いが強くなっていたのです。
当時の上司も引き止めてくれましたが、私はそんな気持ちを抱いて新しい道に進むことに決めたのです。
■挑戦
退職後、行政書士試験に合格し、受験のために受けた講座の先生(現役行政書士:私の師匠)の進めもあり、開業することを決意したのです。
「今の自分がここにいることに感謝し、自分が皆に助けられたことを忘れず、その恩をこの仕事を通じてより多くの人に返していこう」
という気持ちを持って・・・・ |
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